『なんで?』『じぶんでやる!』と自己主張が強くなり、イヤイヤ期も本格化する3歳児。手を焼くことも多い反面、言葉・運動・感情の面でぐんぐん成長する、まさに”進化の時期”でもあります🌱
この記事では、3歳児の発達の特徴から、日常で見られる具体的な行動例、親としての向き合い方のコツ、オススメの遊びなど…子育てに役立つポイントをわかりやすくまとめました💡
『どう接すればいい?』『どんな力が育っているの?』と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 3歳になると進化がすごい!!
3歳は、心と体の発達が一気に進む “進化” の時期です🌱
運動能力がグッと上がり、ジャンプや三輪車こぎなどダイナミックな動きができるようになります🚲
言葉の発達も著しく、「なんで?」「どうして?」と質問が増え、短いやりとりの会話が楽しめるように🫶
感情表現も豊かになり、「うれしい」「悲しい」「怒ってる」など自分の気持ちを言葉で伝える力が育っていきます。
また、友達との関わりや“ごっこ遊び”も増え、社会性の芽が育ち始める時期でもあります🌱
自立心も強くなり、「自分でやる!」という意欲がどんどん出てくるのがこの時期💪
小さな反抗も、成長の証といえるでしょう☺️
2. こんな事ができるように!3歳児の具体的な行動例
3歳になると、毎日の生活の中で次のような成長が見られるようになります🌱
- ジャンプ・片足立ち・三輪車こぎなど、バランスを使った動きが上達する🚲
- 「ママ、見てて!」「じぶんでやる!」と自信たっぷりに挑戦✨
- おしゃべりが急増!
1日中「なんで?」の質問攻め🙋♀️ - 着替えや手洗いが少しずつ自分で出来るように🚰
- ごっこ遊びで空想の世界に入り込み、お友達との関わりも増える👯
これらはすべて、自立心・想像力・社会性がぐんぐん育っている証拠です。
3. 3歳児との関わり方とポイント!
この時期の関わり方にはちょっとしたコツがあります💡
- (1)できたことはしっかり褒めてあげる
-
自信がつき、次のチャレンジへの意欲につながります!
- (2)「なんで?」攻撃には面倒がらず答える
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言葉と知識の発達をサポートします!
- (3)「自分でやりたい!」気持ちを尊重する
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手を出しすぎず、失敗も成長の一部と考えましょう!
- (4)感情に寄り添い、「うれしかったね」「くやしかったね」と言葉を添える
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自己理解と共感力が育ちます!
- (5)友達とのトラブルも成長のチャンス
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すぐに仲裁せず、少し見守って、子ども自身の考える力を育てましょう!
このように、3歳児は心も体も急成長中⤴️
『出来るようになったこと』に目を向け、温かく応援してあげることで、子どもの自己肯定感もぐんぐん伸びていきます。
4. やっちゃダメなことは自分で言わせて覚えさせよう!
これは、我が家の体験談です🏠
以前から、アイロンをかけていると、「これなあに〜?」と近づいてきては興味津々。
「ダメだよ!危ないよ!」と何度注意しても、なかなか直らなかった我が家の娘。
なんとかならないかなぁ…と困っていました。
でも、娘ももう3歳!
こちらが丁寧に説明すれば、アイロンの危険性をしっかり理解してくれるのではないか?
そう思い、今回は、ただ「ダメ!!」と怒るのではなく、なぜアイロンが危険なのかをゆっくり丁寧に説明しました。

「アイロンはとても熱くて危ないんだよ。
触ると火傷しちゃうから、近づかないようにしようね。」
そう伝えたあとに、今度は娘自身の口から、同じ内容を復唱させてみました。
”復唱” が重要ポイントです!!



「アイロンは熱くて危ない!
火傷しちゃうから近づかない」
このように自分の言葉で声に出すことで、記憶にも残りやすくなり、「守ろう!」という意識もぐんと高まったようです。それ以来、アイロンを使っている時には近づくことはなくなりました。
できた時にはしっかり褒めることも大切!
「ちゃんと守れたね、えらい!」と声をかけることで、子どもの次回以降のやる気にもつながります!
5. 楽しく成長をサポート!3歳児におすすめの遊び!
3歳児は遊びの中でさまざまな力を伸ばしていきます。以下のような遊びがおすすめです。
- (1)ごっこ遊び
(おままごと・お店屋さんごっこなど) -
→ 想像力・言葉・社会性がぐんぐん育つ💪
- (2)運動遊び
(ジャンプ、ケンケン、三輪車、ボール遊び) -
→ バランス感覚や筋力アップにぴったり✨
- (3)指先を使う遊び
(ブロック、粘土、シール貼り) -
→ 手先の器用さ・集中力・創造力が育つ💡
- (4)絵本の読み聞かせやお話作り
-
→ 言葉の発達と想像力を刺激🌱
→ 一緒にページをめくって会話も楽しめる!
遊びは親子のコミュニケーションの場でもあります。
無理に教えようとせず、「一緒に楽しむ」ことを意識するのがコツです🐣
6. 魔の3歳児?イヤイヤ期との上手な向き合い方
3歳頃は自我が芽生え、なんでも「イヤ!」「自分でやるの!」が爆発する時期。
これがいわゆる“イヤイヤ期”です。
- 着替えを拒否する時の子どもの気持ち💭
→お気に入りの服じゃなきゃイヤ!
→まだ眠たいから着替えたくない! - ご飯を拒否する時の子どもの気持ち💭
→今は食べたくない気分だからイヤ!
→遊びたいから食べない! - 何でも「じぶんで」やりたい気持ち💭
→親が手伝うと…
なんでやっちゃうの!
自分でやりたかったのに!
→でも出来ないと泣いてイヤイヤ…
- 否定せず、気持ちを受け止める
「そっか、今は ◯◯ したくないんだね」と共感の声掛け - 選択肢を与える
「赤の服と青の服、どっちにする?」と自分で選ばせる - 時間に余裕を持つ
急かすと反発が強くなる為、ゆったりしたスケジュールを意識 - 成功体験を積ませる
小さな「できた!」を増やして自信につなげる - 親も深呼吸!
うまくいかない日もあってOK。「毎日100点じゃなくていい」と自分にも優しく - グッと堪えて、見守る姿勢を
最後まで自分でやり切るのを待つことで、子ども自身の達成感に繋がる
実はもう身の回りの事は、ほぼ自分で出来る3歳児!
もどかしくてついつい手を出してしまいたくなりますが、子供の成長に合わせて、親も成長していかなくてはいけない時期だと、私自身も日々勉強になります🤝
「イヤイヤ」は、心が育っている証拠!
完璧にコントロールしようとせず、見守る気持ちで接する事が、親子にとって1番の近道だと感じます。
7. さいごに
毎日バタバタの3歳児の育児。
でも、その中にある「成長の芽」や「関わりのヒント」に気づけると、子どもとの時間が更に楽しく、愛おしい時間になりますよね🌈🦄
これからも、試行錯誤しながら、わが子との向き合い方を一緒に見つけていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします🍀
カピバラ主婦 ”hono”
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